生体性シリコン裏装で驚くほど噛める

フェアリーデンチャー

歯茎を優しく保護します

硬い入れ歯と歯茎の間でクッションの役割を果たし、デリケートな歯茎を優しく守ります。硬い入れ歯による歯茎のトラブルを緩和します。

フェアリーデンチャーは、生体性シリコンを硬い入れ歯の粘膜面に接着させることにより、歯茎にかかる圧力を低減させ、痛みの発症や入れ歯のずれを緩和します。しっかり噛めるので食欲も蘇ります。

「噛める義歯」を「より快適に」という考え方が成功の秘訣です

「痛い・噛めない・外れやすい」入れ歯をフェアリーデンチャー加工することにより、「痛くない・噛める・外れない」入れ歯に劇的に改善されるとよく勘違いされますが、この考え方では、成功率は低くなります。義歯は「咬合」が第一であり、「咬合の関係が良好」であることが、フェアリーデンチャーのみならず、あらゆるデンチャーの基本です。フェアリーデンチャー製作過程に於いて、一番のポイントが「噛める入れ歯をより快適にする」というコンセプトの理解です。まずは、基本的に通常工程で「噛める入れ歯」を作成し、最低でも2週間程度使用していただいた後、問題が無いことを確認した上で、機能印象を採得していただき(テッシュコンディショナーは極力薄く)、その機能印象にシリコンが置き換わって完成されるとご理解ください。

フェアリーデンチャーが成功すると、もちろん入れ歯安定剤は不要です。さらに、咬合力が2倍になるというエビデンスも発表されておりますので、弊社では、フェアリーデンチャー完成時に、メタルプレート補強を推奨しております。

弊社で採用する「フェアリーデンチャー」は生体シリコンを特許技術でレジンと接着させることにより、通常使用に対する剥がれが緩和され、表面性状をなめらかにすることにより、細菌の繁殖を抑えたシリコン裏装デンチャーです。手順としては、まず、フルデンチャーを製作し、咬合に問題がない状態まで使用していただきます。内面にテッシュコンディショナーを「薄く塗布」し、2日から3日使用していただき、機能印象を採得します。そのデンチャーをお預かりし、テッシュコンディショナー部分を生体シリコンに置き換えます。その折、咬合力が増加するデータがありますので、口蓋部もしくは舌側部にメタルプレートで補強させていただきます。